第26回RHSJ関西地区ガーデニングサロンに参加しました(その1)

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10月18日、英国王立園芸協会 日本支部関西サロン主催のレクチャーが、開催されました。

今回は、RHSJの会員以外も参加可能ということで

レクチャーの企画、幹事をされたFantailさんにお誘いいただき

参加させていただくことが出来ました。

Fantailさん、ほんとうにありがとうございました

「mellow garden」のテディさんも、ご一緒でしたよ~

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会場は、芦屋の貸しギャラリー「集・空・間・Tio」2F

『オーナー、ジム・キーリングさんが語る

ウィッチフォード・ポタリーの魅力と寄せ植えのデモンストレーション』です。

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ジムさんは、本題に入る前に、どうして陶芸家になったのかをお話ししてくださいました。

お父様は弁護士、お母様は学校の先生で、ガーデナーが何人もいる家の長男として生まれたジムさんだったそうですが、そこには近くに粘土層があり、小さい頃からその粘土で遊んでいたという、陶芸家になる運命の出会いがありました。
また、ガーデナーだったお母様の影響で、素焼き鉢や植物に囲まれて育ち、次第にガーデニングに魅了されていったそうです。

その後、考古学を専攻するべくケンブリッジ大学に入学したそうですが、昼間の授業より夜間の陶芸コースに熱が入り、粘土への愛情は薄れませんでした。
大学を卒業する頃、事務仕事が嫌いだったジムさんは、どうしても、小さい頃から親しんできた粘土のことが忘れられず、ついに陶芸家になることを決めました。
その決意を話した時、お母様は「どうやって生計を立てるの?」と驚き嘆かれたそうですが、お父様は、微笑みながら「うらやましいな」と言ってくださり、その言葉を励みに、家の近くの窯元に弟子入りしたそうです。

その窯元は、1874年に設立されて以来、フラワーポットだけを作り続けているというめずらしい窯元だったそうですが、ジムさんが、小さい頃から身近に感じてきた粘土とガーデニング、その両方への情熱の融合したものが、まさにそのフラワーポットだったのでした。

ジムさん自身、陶芸家になったのが先か、それともガーデナーになったのが先かわからないと言われるそうですが、彼にとって、鉢作りもガーデニングも、袖をまくって手を汚すという点で、同じもののようです。

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そんな優しいお人柄にあふれる和やかなお話の後、レクチャーは、スライドを使ったトークから始まりました。
日本語ペラペラのポール・スミザーさんと違って、完全に英語のスピーチですが、かゆいところに手の届く白井法子さんという素晴らしい通訳の方がサポートされ、とてもよくわかる楽しいレクチャーとなりました。

存じ上げなかったのですが、白井法子さんは、園芸ガイドでも、イギリス便りを書いていらっしゃるガーデンライターとのことで、植物のこと、イギリスのことを知り尽くしていらっしゃり、さすがの通訳と、いたく納得したのでありました。
白井さんのブログは、こちら「ナチュラル生活」です。

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以下、スライドの写真。

上は、ウィッチフォード社の外観です。

ウィッチフォード社は、1976年に、ジム・キーリングさんによって設立され

現在は英国のコッツウォール地方、ウィッチフォードで、製作に取り組まれているそうです。

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エントランス・・・。

たくさんの鉢が並んで壮観ですね。

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春のディスプレー

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夏のディスプレー

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秋のディスプレー

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同じ場所の冬の写真を撮りそびれましたが

冬は、こんなに凍っても、ウィッチフォード社の鉢は、割れません。

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凍てつく冬・・・

-19℃になっても、鉢は割れないそうです。

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大きな鉢も作ります。

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大きな鉢は、いくつかに分けて作ったものを

合体させます。

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装飾に使う型の数々

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年月が経って、ウェザードした鉢もいい感じ

可愛いピンクのチューリップと、柔らかい雰囲気のグラスがお似合いです。

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美しいレリーフ

装飾には、グレーの色を使うことが多いそうですが

これは、ピンクの花を植えた時に、よく似合うのだと言われていました。

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鉢の中に鉢を置く植え込み

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黒法師と赤いペラルゴニウムの寄せ植え

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この右の鉢の中心に植えてあるのは、ヒマではないでしょうか?

こんな寄せ植えの方法もあるんですね。

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赤いダリアを中心にした寄せ植え

画像が小さくて申し訳ありませんが、左奥の銅葉は、ヒマのようですよ。

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白いアガパンサス

すっきりした鉢が、引き立ちますね。

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右が、ジムさん

お客様の要望で、金色の鳥をあしらったポットを制作されたそうです。

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ポット以外にも、こんなものを作られるようですよ。

左がジムさん

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そして、これは、2011年の国際バラとガーデニングショウで展示された

ゴールデンサイプレスツリー(黄金の糸杉)を作陶されているところ。

Fantailさんがブログで紹介された記事は、こちらです。

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ゴッホの絵画にインスピレーションを得たという、この3メートルの高さの作品は

23.5金の本物の金箔で覆われているとのことですが

国際バラとガーデニングショウで、ご覧になった方も、多いのではないでしょうか。

この作品は、現在は、バラクライングリッシュガーデンが所有されているようです。

http://www.barakura.co.jp/g-center/2013/08/gcenter-1983.html

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サラッと簡単にレポートするつもりだったのですが

なんか、めちゃくちゃ長くなってしまいました

スライドの後は、寄せ植えのデモンストレーションと、作陶のデモンストレーションもありましたが

次に続きますね

申し訳ありません(*- -)(*_ _)ペコリ

 植物関係展示会、講演、講習会、懇親会など

14 Comments

テディ  

こんばんわ

先日はお会いできて嬉しかったです!
さすがみーさんのレポートはいつものことながら丁寧で、
適当な自分が恥ずかしいーー!
そそ、国バラのウイッチフォードのコーナーは圧巻でしたよ。
鉢も立派なオブジェだなと感動しました!
この糸杉のも豪華でしたよ!
とても楽しかったので,
また、ジムさんのレクチャーやってほしいですね。
飲み屋ではジムさんとじゃんけんで買って焼き鳥を奪ってしまいました(笑)

2013/10/21 (Mon) 20:44 | REPLY |   

tg戸笠  

素晴らしい鉢たちですね。
こういう鉢物を多用したお庭も、こんなに素敵なんだと改めて思いました。
いろんな形、大きさを使うことでできるディスプレイですね。
庭がなくても、こういうやり方でオシャレに演出できる人になりたいな。
なぜか2枚ほど写真が見えないのですが、私のPCだけでしょうか?

2013/10/21 (Mon) 20:50 | REPLY |   

みー  

★テディさん

こんばんは~!
こちらこそ、先日は、ありがとうございました~♪

いやいや!
丁寧というか、丁寧過ぎるというか、写真多過ぎというか、・・・ ( ;´Д`)
もっと簡単にアップするつもりだったのですが
ついついあれもこれもになってしまいました r(・_・;) ポリポリ

テディさん、金色の糸杉、リアルで見たのですよね。
いいなぁ。
わたしも、いつか国バラ行きたいと思いながら
なかなか行けません ((T_T))

あはは!
ジムさんとじゃんけんして、焼き鳥奪ったんですか?
楽しかったですね~ (≧∇≦;)

2013/10/21 (Mon) 21:28 | EDIT | REPLY |   

みー  

★tg戸笠さん

素晴らしい鉢でしょう?
ジムさんも、庭がなくても、鉢なら簡単に庭が出来ると言われていました。
我が家も、土の庭はわずかで、ほとんど鉢植えしか育てられないので
鉢の庭ですね。

>なぜか2枚ほど写真が見えないのですが、私のPCだけでしょうか?
あらら!
そうですか?
その写真のところをクリックしたら、写真が出て来ませんか?
出て来るようだと、写真は、一応貼り付けられていることになると思います。
もう一度、見ているページを更新してみると、現れないでしょうか?
画像が多いので、うまく表示されないのかもしれませんね。
ごめんなさい(>_<;)

2013/10/21 (Mon) 21:40 | EDIT | REPLY |   

とまと  

種をありがとうございました。無事に育てられるように頑張りますね。

素敵な鉢ですね~。それに寄せ植えの仕方も、そういう考えもあるのだと感心致しました。レポート楽しみにしております。

2013/10/22 (Tue) 11:17 | REPLY |   

haniwa  

こんにちは~
みーさんのレポート久しぶりだわ
伝わるお話で、会場にいる気分よ(^o^)丿

国バラショーの金の糸杉も印象的でしたが
大きな鉢の展示に圧倒された記憶が残っています。

スライドのディスプレイもとても素敵、
バラショーの小さい鉢の寄せ植え、控えめの花でしたが
鉢が主張しなくて でも素敵な鉢なのよね~
続き 愉しみにしてますね。


2013/10/22 (Tue) 11:49 | EDIT | REPLY |   

みー  

★とまとさん

種、無事に届きましたか?
うまく育つといいですね。

ウィッチフォード・ポタリー、素敵な鉢ですよね。
我が家もそうですが
鉢植えは、庭がなくても庭のような演出が出来るので、いいですよね。
続きのレポートも、見ていただけたら嬉しいです。

コメントありがとうございました。

2013/10/22 (Tue) 20:22 | EDIT | REPLY |   

みー  

★haniwaさん

こんばんは~。

そうなんです~。
レポート、久しぶりですね (^_^;)ゞ
ってか、この前は、春のオフ会だったかも・・・。
次は、秋のオフ会ですね。
ご一緒出来なくて残念・・・(´・ω・`)

haniwaさん、国バラの金の糸杉、ご覧になったのですね。
糸杉もですが
ウィッチフォードの大鉢は、見事だったでしょうね。
わたしも、今まではウィッチフォードは高嶺の花という感じで
買ったことはなかったのですが
この日のレクチャーを見て、なんだか開眼したような気持ちになりました。
続きも、頑張りますね。

2013/10/22 (Tue) 20:35 | EDIT | REPLY |   

fantail  

みーさん、たくさんレポートありがとうございます。
Chapteからも引用していただきありがとうございます。
あの冊子第五章まであるのですが、今回はⅠ章を
コピーしました。じっくりと見ていただいて
うれしいです。1年かかってのりこさんと仕上げたのが
懐かしいです。みーさんのようにたくさんの方々に
Whichford potteryの良さを伝えていただけたら
うれしいなぁ=と思いました

2013/10/22 (Tue) 20:37 | REPLY |   

momo  

みーさん、こんにちは。
RSJのレクチャーではスライドも使われたのですね。
スライド・作陶・寄せ植えと充実したレクチャーだったのですね^^
イギリスに工業革命が起こって機械化の波が来た時に、植木鉢だけは遅れてきたと言っておられました。
それはとてもアメージングなことで、もしそのタイミングがもっと早ければ、伝統的な植木鉢の伝承はもしかしたら途切れていたかもとおっしゃってました。
伝統を受け継いでいくということは難かしくもあり、素晴らしくもあり、日本も例に漏れず大切にしなくてはいけないことですね。

2013/10/22 (Tue) 22:00 | EDIT | REPLY |   

みー  

★fantailさん

簡単にレポートするつもりだったのですが
書き始めると、ついつい書き込んでしまい
画像も、欲張ってたくさんUPしてしまいました ( ;´Д`)
勝手ながら、Chapteからも、引用させていただき
こちらこそ、ありがとうございます。
第五章まであるのですね。
一年がかりでのりこさんと仕上げられたとは
fantailさんは、ほんとうにWhichford potteryに貢献されていらっしゃるのですね。

実は、上のコメントにも書きましたが
今までWhichfordというと、高価で、貧乏主婦には縁のない高級な鉢というイメージでしたが
ジムさんとお会いし、fantailさんやのりこさんのお話を聞いていると
Whichford の良さを今さらながら、改めて認識した次第です。
今回は、レクチャーに参加させていただいて、ほんとうに良かったなと思いました。
ありがとうございました。

2013/10/22 (Tue) 23:27 | EDIT | REPLY |   

みー  

★momoさん

こんばんは。

そうなんです。
今回は、スライドをたくさん見せていただいたのですよ。
作陶は、始めは予定されていなかったのですが
諸事情が整い、ラッキーなことに、実現しました。
ジムさんは、今までにも、何度も来日されてレクチャーもされていらっしゃるようですが
今回、参加させていただけて、ほんとうに良かったと思います。

ウィッチフォードは、大量生産ではない一鉢ずつのハンドメイドを貫き
伝統に支えられているのですね。
ジムさんは、ウィッチフォードが高いのは、ウェッジウッドが高いのと同じだというようなことを
おっしゃっていました。
わたしも、改めて、ウィッチフォードの良さを気付かされた思いでした。

2013/10/22 (Tue) 23:43 | EDIT | REPLY |   

mikan  

こんばんは〜
やっと来ました(^^;;
最近は寄せ植えの楽しみも全くしない
植えっぱなし生活だったので、
こんな素敵な植栽を見せて頂くと植物熱再燃!
って成りそうで怖いです(≧∇≦)
秋の寄せ植えいいですね
➖19度まで大丈夫って凄い鉢ですね。
植物が生き生きして見えますよね!
レポート見せて下さってありがと〜ございました♪

2013/10/23 (Wed) 17:42 | EDIT | REPLY |   

みー  

★mikanさん

こんばんは~!
コメント、ありがとうございます~ \(^o^)/

わたしも、このところは寄せ植えもしないし、植えっ放し生活そのものです(・_・;)
このレクチャーを受けて、ほんとにいい刺激になりましたよ。
思わず、鉢も買ってしまいました (´▽`;)ゞ
ジムさんのサインが欲しいばっかりに・・・でもないですが(≧∇≦;)
とても素晴らしいレクチャーで
ウィッチフォードの鉢に、寄せ植えをしたくなりましたよ。

こちらこそ、レポート見てくれてありがと~ (。´∇`)ノ~♪

2013/10/24 (Thu) 00:08 | EDIT | REPLY |   

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