「あるいは裏切りという名の犬」見て来ました。

20061112024905-2.jpg25日木曜日、映画友達Aと「あるいは裏切りという名の犬」見て来ました。Aとはいつも、小品でもいいと言われる作品は見たいねと話しているのですが、なかなか映画館に行ける日が限られているので、話題作優先になっているのが現状です。
この作品は、なにを隠そう「とくダネ!」でおすぎさん始めみなさんがいい映画だったと絶賛だったので、気になっていた映画です。(なにしろミーハーなもので、「とくダネ!」エンタメ情報かなり影響受けてます・・・ ^^;)
上映期間が26日で終了となるらしく、Aが25日お休みなので行かないかということで行って来ました。最近行ける日が限られるので、レディスデイ関わりなく行くようになってしまいました。ただしわたし達のこと、1,800円では見ません(^^;)チケットショップで前売り券を買ったり、株主割引のチケットを買って少しでも安く見ます(・・。)ゞ テヘ

さて、この映画、久々のフランス映画、いわゆるフィルム・ノワールです。実際に警察官として働いた経験を持つオリヴィエ・マルシャル監督が、実話に基づき映画化。その興味深いオリジナルな企画に、フランスを代表する実力派スター達が賛同し出演したそうです。豪華オールスター作品として完成した作品は話題を呼び、2004年11月24日にフランスで公開されるや大ヒットを記録し、クライム・アクションにも関わらず、第30回セザール賞で8部門の快挙となったそうです。
さらに、作品の評判を聞き、そのストーリーのおもしろさに注目したハリウッドが早くもリメイク権を獲得。プロデューサー兼主人公レオにはロバート・デニーロ、運命の同僚ドニ役にはジョージ・クルーニーが選ばれ話題を呼んでいるとのことです。
001.jpgこの映画、いつも見ているハリウッド映画が、めちゃくちゃ生っちょろく見えるくらい、骨太で渋い大人の男の映画でした。ハリウッド映画だと主人公は比較的若くてハンサムなイケメンですが、フランス映画は違いますね。美意識が違うのでしょうか。とにかく渋くて存在感のある男優さんばかり・・・。フランス映画らしい容赦のないリアリズム追求の映画だと思いました。
ストーリー展開は、ぼ~っとしていたら何が何やらわからなくなるようなものですので、しっかり見ていないといけませんが・・・(^^;)

フランス原題の「オルフェーヴル河岸36」とは、パリにあるシテ島の番地名で、フランス人なら誰でもわかる“パリ警視庁”の別称だそうです。(日本で言えば「桜田門」)ここで実際に起きた事件や実在の人物をモデルに製作されました。
仲間からの信頼厚く、正義を信じる刑事レオ・ヴリングスと、権力志向の強い野心家の刑事ドニ・クラン。かつて親友だった二人は、同じ女性を愛し奪い合った過去を持ち、今は次期長官の座を競うライバルとなっていました。市内で多発する現金輸送車強奪事件を巡り、交錯する男たちの思惑。ドニの裏切りで、レオはすべてを奪われ投獄されます。7年後、再会した二人の運命は…。
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ドニ役には「愛と宿命の泉」('85)でセザール賞主演男優賞を受賞、「八日目」('96)でカンヌ映画祭最優秀男優賞を受賞、他「王妃マルゴ」('94)などに出演したダニエル・オートゥイユ('50アルジェリア生まれ)、レオには「カミーユ・クローデル」('88)など数々の作品に出演し、「シラノ・ド・ベルジュラック」('88)では、カンヌ国際映画賞男優賞受賞とセザール賞主演男優賞をW受賞、アカデミー賞主演男優賞候補ともなったジェラール・ドパルデュー('48フランス生まれ)が演じました。
また、元娼婦でバーのホステス役マヌーには、「悲しみよこんにちは」('57)、「お嬢さんお手やわらかに」('58)など(フランス映画をあまり見なくてもきっと聞いたことのある題名だと思いますが)に出演したミレーヌ・ドモンジョ('36ニース生まれ)が演じていました。彼女はもう70歳なのですよ。年を重ねても色香あふれる大人の女性を演じて脇役ながら目を引きました。そして彼女の夫役には、監督自らがカメオ出演していました。(後から知った・・・^^;)
そして、これも今日色々調べていてわかったのですが、ドニの娘役には子ども時代と成長した17歳の役の2人が出演するのですが、17歳役の女の子は、なんとドニ役ダニエル・オートゥイユの実の娘オーロル・オートゥイユ('80生まれ)が演じていました。

長くなりましたが、この映画、久々に見たフランス映画らしいフランス映画でした。暗く重厚なイメージの映画が、ハリウッドに渡るとどんな味付けになるのでしょうか。折りしも香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク版「ディパーテッド」が封切りになっていますね。ハリウッド映画界も脚本作りには苦労しているようです。
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★「あるいは裏切りという名の犬」公式HP
★オリビエ・マルシャル監督インタビュー(「ハリウッド・チャンネル」から)

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 映画 あ行

10 Comments

おきろん  

(*'o'*)o ウオオォォォォまたまた観てきたんだ~!
いやいや、おすぎさんもビックリですよ~
そのおすぎさんが認めた映画なら行くしかないですね。

同じ女性を愛し合い奪い合った?
そういう立場になってみたいもんだわ。
でもこういう場合女が悪い!って関係ないですね。^^;

へ~二人の運命は?どうなんだろ~面白そう!

2007/01/26 (Fri) 17:54 | EDIT | REPLY |   

みー  

★おきろんちゃん★
いつも見に来てくれてありがとう!
うれしいです⌒☆(*^-^*) ポッ
1週間に2回映画見てしまいました(・・。)ゞ テヘ

>同じ女性を愛し合い奪い合った?
>そういう立場になってみたいもんだわ
あはは!
おきろんちゃんなら、2人どころか何人にも奪い合われたんじゃない?(ё_ё)キャハ
フィルム・ノワールには、男を堕落させる「ファム・ファタール」(運命の女、危険な女)が登場するらしいですが、この映画に登場する女性はみんな悪女ではなく、清く正しくたくましいです(もちろん美しく・・・^^;)

2007/01/26 (Fri) 18:43 | EDIT | REPLY |   

kuriko  

週に2回はすごいですね!
でもおもしろそう。
映画友達いいですね。
子育てもひと段落、好きな事して過ごすの大賛成です。
密かに、次はどんな映画かななんて、楽しみにしてますよ。

今日は暖かな良いお天気でした。散歩で7.8キロ歩きました。(ワンコ+夫)

2007/01/26 (Fri) 20:33 | EDIT | REPLY |   

みー  

★kurikoさん★
見ない時は見ないのですが、見始めると続いたりします(^^;)
主人や義母などには内緒ですが・・・ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛
来週もまた行くかも・・・(/-\*)

>散歩で7.8キロ歩きました。(ワンコ+夫)
わ~!
素晴らしい!
えらいなぁ・・・。

2007/01/26 (Fri) 20:49 | EDIT | REPLY |   

きみかる  

おお、こういうの観たい!!!!!!
ああ、仕事がなあ・・・う~~ん、いつまでやっているんだろう・・ハリウッドのリメイクより、この方がいいらしいし、とラジオで言ってたよ。
がんばって、明日明後日と仕事して来週行ってこようかな・・・

2007/01/26 (Fri) 22:22 | REPLY |   

みー  

★きみかるさん★
わ~!
きみかるさん、こういう渋いのがお好きですか?
久々にフランス映画見て、ヨーロッパの香りに浸ってしまいました。
ハリウッド映画より、重厚さはあるかもしれませんね。
今調べてみたら、兵庫県はもう今日で終わってしまいましたが、大阪ではテアトル梅田で、京都ではみなみ会館で来週も上映しているようです。
ただし上映回数が少なくなっていますが・・・。
ご都合が付いて、見に行けるといいですね。

2007/01/26 (Fri) 23:07 | EDIT | REPLY |   

ami  

みーさんこんばんは。
映画三昧ですね~♪
わたしは低予算な立場の人間なのでTUTAYAの半額券を活用です(笑)

ニキータがアサシンだったりするようにハリウッドリメイク版のほうがよいということはあまり無いですかね~、もとの映画のもつ地味めな表現が味といったところが無くなってしまうので。別物と考えればいいんですが。

フランス人俳優というとジェラールドパルデュー(笑)マダムタッソーの蝋人形館で蝋人形と化したドパルデューがベンチに座っていたので隣に座って記念撮影しました。なぜドパルデューとおもいつつ(再び笑)
とにかくドパルデューは酷い目に会っても不屈の精神で復活する役がぴったりな我慢面でその大きな鼻にごつごつした皮膚と正義感溢れる目とのギャップが無実の罪を着せられそう。(←ってなんじゃそりゃ)
見てみたくなる役者さんです。








2007/01/27 (Sat) 23:55 | EDIT | REPLY |   

みー  

★amiさん★
お返事大変遅くなってすみませんでした。
子どもにパソコン取られてました(@@;)

また、映画三昧の先週でした(^^;)
TUTAYAの半額券、いいですね~。
映画館行くのは平気なのに、TUTAYAで借りるのがもったいないと思ってしまうわたしって、どうよ!です(ーー;)
かと言って視聴料払いながらWOWOW見る時間も、最近なくなってしまって、さらにもったいない話です。

ニキータもアサシンに比べて渋いですよね。
わたしはアサシンの方を先に見てしまいましたが、フランス映画とハリウッド映画は別物かもしれませんね。
「ディパーテッド」も「インファナル・アフェア」を見てから見ると、なんてことはないとテレビでは言っていました。

ジェラール・ドパルデュー、蝋人形になってましたか?
この映画見た後、友達が「フランス映画って、ハリウッド映画じゃあ、あり得ないような俳優が主役になるよね。」と、感慨深げに言っていました。
イケメンからは程遠いですが、ドパルデューもオートゥイユも大人の男の存在感を見せ付けていました。

2007/01/28 (Sun) 14:37 | EDIT | REPLY |   

red_pepper  

>この映画、いつも見ているハリウッド映画が、めちゃくちゃ生っちょろく見えるくらい、骨太で渋い大人の男の映画でした。

という文章に、とても共感を覚えて入ってまいりました。はじめまして。red_pepperと申します。

私もこの映画を見たとき、最近のハリウッド映画は、どうなっているのだろうと思いました。「シャル・ウイ・ダンス」や「ディパーテッド」を見ても、オリジナルを超えるリメイク作品に、今後、期待していいのかなと思ったりしています。

2007/02/13 (Tue) 18:07 | REPLY |   

みー  

★red_pepperさん★
初めまして。
わたしのブログにおいでくださり、ありがとうございます。
「あるいは裏切りという名の犬」ご覧になったのですね。
共感していただき嬉しいです。

早速red_pepperさんのブログにおじゃまさせていただきましたが、わたしと同じ映画をたくさん見ていらっしゃり、とても嬉しく思いました。
また、文章のうまさには思わず引き込まれ、しばしあちこちと熟読させていただいてしまいました。
「世界最速のインディアン」は是非見たい映画でしたが、ご覧になったのですね。
ぼーっとしていましたが、うっかりしていたら上映終了になるかもしれないですね。まずい・・・。

わたしのブログは植物中心で、映画は月に1~2度くらいしか行きませんが、また遊びに来ていただければ嬉しいです。
わたしもまた、おじゃまさせていただきます。
ありがとうございました。

2007/02/13 (Tue) 20:10 | EDIT | REPLY |   

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