「ディパーテッド」見て来ました。

e3eec57f-2.jpg日曜の夜、Aからメールがあり「明日休みなんだけど『ディパーテッド』見に行かない?」とのお誘いがありました。わたしも映画好きではありますが、Aはさらに映画好きです。ひとりでも行くくらい・・・。
しばらく休日が詰まって行けそうもないと言うので、月曜日行って来ました(^^;)
大きな声では言えませんが、先週月曜から8日間に3度の映画鑑賞です(ーー;)
Aはさらにプラスもう一本、ご主人と見に行ってるんですよ・・・すごいでしょ!(;^_^A
 
「ディパーテッド」は、みなさんご存知、香港映画「インファナル・アフェア」のハリウッドリメイク版です。実はわたしは大ブーム(だった ^^?)韓国映画も香港映画も全く見ないので、「インファナル~」も見ていませんでした。
「インファナル」で衝撃を受けた人には、ハリウッド版はどうってことないという噂もありますが、わたしは初めてのストーリーだったのでとてもおもしろく見ました。とにかくドキドキハラハラの映画です。

実はわたしはレオナルド・ディカプリオは、どちらかと言うと好きという方ではありません。なんか年を重ねて行った時の貫禄と言うか、中年になった時の良さが全く想像出来ないのです。「タイタニック」('97)は良かったですが、相手役のケイト・ウィンスレットの方が、どうしても年上に見えました(実際にはケイトの方がひとつ下)。「アヴィエーター」('04)に至ってはケイト・ブランシェット相手では、なんだか子どもに見えて・・・。実際に映画を見たら、いい演技をしていたのかもしれませんが、残念ながら見ていないのです。「ギャング・オブ・ニューヨーク」('02)も数々の賞を受賞して気になる映画でしたが、まだ見ていません。
325647view002.jpgそんなわたしですが、この「ディパーテッド」のディカプリオは、とても良かったと思いました。ディカプリオの良さが本当に出ていると感じました。元々演技力のある俳優さんなのかもしれませんが、改めて演技力があるなぁと感心してしまいました。
ニューズウィーク誌が「この役でディカプリオの新たな時代が到来した」と書き立てたらしいですが、割り引いて読んだとしても、そんなコピーを付けたくなる気持ちがわかりました。

題名の「ディパーテッド」(The Departed)とは、「この世を去りし人々」という意味で、カソリック教会で使われる言葉だそうです。カソリックであるマーチン・スコセッシュ監督のすべての作品には、カソリック独特の罪悪感が底にあり、この「ディパーテッド」の神なき世界にも、カソリックの視点が隠されているそうです。

325647view003.jpg犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと決別するために警察官を目指したビリーと、マフィアのボス、コステロによって警察官に仕立て上げられたコリン・・・。同じ警察学校に学んだ二人はお互いを知らないまま、それぞれの道を歩き出します。マフィア撲滅の最前線で有能な警察官を装いながら、コステロに情報を流し続けるコリン・・・。一方マフィアへの極秘潜入捜査を命じられたビリーは、苦悩を抱えながらも任務のために犯罪者のふりをし続けます。やがて双方で始まるスパイ探し・・・。正体を知られてはならない、先に相手を見付けなければ命はない・・・。瀬戸際で繰り広げられる騙し合いと暴き合い・・・。そんなドキドキハラハラの、手に汗握る映画でした。

ディカプリオも良かったですが、コリン役のマット・デイモンも「ボーン・アイデンティティー」('02)に通じる抑えたクールな演技が良かったです。
また、忘れてならないのがマフィアのボス、コステロを演じるジャック・ニコルソンです。
325647view009-2.jpgはっきり言って、彼の狂気染みた演技は苦手な方ですが、このコステロ役は、まさにはまり役・・・。圧倒的存在感で、彼以外には出来ないような演技力を見せ付けました。
他に、ビリーに極秘潜入捜査を命じたクイーナン警部にマーティン・シーン(年取ったなぁ)、その部下にマーク・ウォールバーグ(アカデミー助演男優賞にノミネートされました)、州警察エリート集団SIUを率いる主任警部にアレック・ボールドウィン(ずいぶん太っちゃったなぁ ^^;)などなど・・・それぞれ迫真の演技がぶつかり合う男の映画でした。三作続けて、男の映画が続きましたね(^^;)

「ディパーテッド」は今年のアカデミー作品賞にノミネートされました。ゴールデン・グローブ賞では、作品賞は逃したものの、最優秀監督賞は受賞したようです。
ディカプリオも主演男優賞にノミネートされていますが、こちらは「ディパーテッド」ではなく「ブラッド・ダイアモンド」ででした。最優秀監督賞の他、助演男優賞ではマーク・ウォルバーグがノミネートされています。「バベル」や「硫黄島からの手紙」はどうなるでしょうね。2月25日(日本時間26日)の発表を楽しみにしたいと思います。

★「ディパーテッド」公式HP
★2007年・第79回アカデミー賞映画情報
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(C)2006 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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 映画 た行

20 Comments

おきろん  

ぉお!!(゚ロ゚屮)屮おすぎさんもビックリ!
週イチペースですね~
ディカプリオ、タイタニックのイメージが強すぎて
どんな役やっても「これ、なんか違う」って思っちゃうけど、
これは良かったんだ~。。
先日来日したのはこの映画のプレミアだったのね。
なるほど~。。こういう映画だったんだ。うんうん・・・

アカデミー賞、私も興味あります。
バベルは最初の方は我慢!だけど、我慢してきちんと見ると、最後ビックリ大感動らしいです。
おすぎさんが言ってました。

2007/01/30 (Tue) 17:53 | EDIT | REPLY |   

takumama  

へぇ~!
私もディカプリオはあんまり・・だったけどこれを観たら変わりそうですね
みーさんの映画紹介を読んでおくと参考になります! ありがとー♪
それにしても俳優さんの名前をよくご存知ですね
私は顔はわかっても全然なの とほほ

2007/01/30 (Tue) 18:32 | EDIT | REPLY |   

陽介@【植物自由区・区長】  

ここ10年で映画なんて5作品見たか見ないか程度ですが、それ以前はよく映画館へ通ってました。

93年だったか94年ごろに見た「ギルバートグレイプ」という映画が大好きで、当時はディカプリオの名前も知らずに見ていました。
ギルバート役がジョニーデップ、その弟(アーニー役)役で、ハンディキャップを持つ少年を演じていたのが、ディカプリオでした。

このアーニーという重要な役を、ディカプリオは素晴らしい演技でみせていました。
その後、ディカプリオという名前が売れ、メジャーになりましたが、このアーニー役の印象が強く、私の中ではディカプリオの中の一番に輝く作品かな、と思っています。

全然関係ない話でした~。

2007/01/30 (Tue) 18:41 | EDIT | REPLY |   

みー  

★おきろんちゃん★
いやはや、恥ずかしながら映画三昧です(^^;)
ディカプリオって童顔ですよね。
かわいい顔だからちょっと損してるかな?
でも、この映画のビリー役はぴったりな感じがしました。
詳しくは知りませんが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」も同じスコセッシュ監督の作品で共通点があるようなので、いい演技をしているのかもしれません。
ちょっと前に、この作品のプレミアで来日してましたね。

バベル、そうそう、おすぎさんが最初の1時間は何が何だかわからないって言ってましたね。
でも我慢して見てると「わ~!そう繋がるのか~!」といっぺんに謎が解けると言っていました。
どんな映画なんでしょうね。

2007/01/30 (Tue) 19:14 | EDIT | REPLY |   

みー  

★takumamaさん★
takumamaさんもディカプリオ、あんまりですか?(^^;)
演技力はあると思うのですが、かわいい顔(?)が邪魔するのかな?
でも、この映画では、その魅力が生きていたように思います。
どうでしょうか。

俳優さんの名前は、最近全然出て来なくて、友達共々「あれあれ」とか「あれに出てたあの人」とか、意味不明な会話に唖然とするばかりです。
お恥ずかしい・・・。

2007/01/30 (Tue) 19:37 | EDIT | REPLY |   

みー  

★陽介さん★
映画記事に陽介さんがコメントくださるなんて、感激です。
ありがとうございます。

10年間で5作品見たか見ないかくらいですか(^^;)
わたしも2000年までは、全く映画館なんて行きませんでしたが、映画好きな友達に引越しをきっかけに誘ってもらうようになり、ちょこちょこ行くようになりました。

「ギルバートグレイプ」は昔見て、わたしもいい映画だったという記憶があります。
(わたしはジョニーデップのファンでもあります が・・・^^;)
陽介さんにコメントいただいて、もう一度この映画を見直したくなってしまいました。
わたし、ディカプリオもうひとつと書きましたが、思えば見た映画では「クイック&デッド」「仮面の男」などはおもしろかったなと思いました。

2007/01/30 (Tue) 20:04 | EDIT | REPLY |   

kuriko  

みーさんもしかして映画? まさか いや、まさかでしたか(笑)
そうなんだ、今度見るとき参考になりそうです。
ディカプリオ、我が家でも評判良くありませんが、この映画見たら変わるかな、楽しみです。

2007/01/30 (Tue) 21:32 | EDIT | REPLY |   

みー  

★kurikoさん★
怒涛の映画週間でした(^^;)テヘ!
kurikoさんちでも、ディカプリオ評判良くないですか?
期待裏切ったらごめんなちゃいです( ̄∇ ̄;)

ディカプリオは演技力がある俳優さんだと思うのですが、アカデミー賞には縁がなくて、主演男優賞は取ったことがありません。
でも、この作品を見ると、いつか受賞して欲しいなと思ったりしました。

2007/01/30 (Tue) 22:41 | EDIT | REPLY |   

きみかる  

こんばんは~~~!!みーさん、映画好きなのね!!きみかると一緒やん。これもまだ見ていないねん。今、3年の成績でこころに余裕がないのかなあ。花の寄せ植えでもやりたい気分。
レオさまのタイタニックのラストが・・・まあ、これは意見が二分するのだけれど、恋人の手を外して沈めるのはショックだった・・・あとはきれいな役者で、これからって感じやったな。
ほとんどそうだよね。キアヌリーブスもどうトシをとるのか、一時は全然うれなかったし。
今度、映画見られるのは3月・・・それまで、みーさんブログで我慢しておくわ!!

2007/01/30 (Tue) 22:47 | REPLY |   

みー  

★きみかるさん★
わ~!
きみかるさんも映画好きなんですか~?
一緒ですね。
嬉しいなぁ・・・。
でも、今お仕事がお忙しそうで大変ですね。
疲れている時はきれいなお花を見るとか、いい音楽を聴くのは気持ちが和みますね。
わたしは昔は嫌なことがあった時には、思い切り楽しい映画や感動作を家のテレビで見て、明るい気持ちになってから寝るようにしていたんですよ。

また、春休みになったら映画行けるといいですね。
お疲れ出ませんように、お仕事頑張ってくださいね。

2007/01/30 (Tue) 23:32 | EDIT | REPLY |   

kuriko  

そう言えば、長女が昨日試写会に行ってました。
なんていう題名だったかな、2度聞いてああそうだったと思ったのに、3度は聞けないな。思い出せるかな。記憶能力が無くなりました。
映画って行き始めると、楽しいんですよね。
解説楽しんでます。

2007/01/31 (Wed) 00:23 | EDIT | REPLY |   

みー  

★kurikoさん★
再びコメントありがとうございます。
お嬢さん試写会行かれたのですか?
なんの映画かな~。
2度聞いたけど、忘れちゃったのですね(^^;)
また思い出したら教えてください。
しかし、記憶力の衰えには、わたしも笑えないものがあります。

ブログ始めてから、家で映画を見る時間がめっきり少なくなってしまいましたが、家で見ていると、2時間前後の間、邪魔が全く入らないということはほぼあり得ないので、映画館の強制的密室空間は、やはり貴重なものだと思います。
拙い勝手な解説ですが、楽しんでいただいてとても嬉しいです。
ありがとうございます。

2007/01/31 (Wed) 00:40 | EDIT | REPLY |   

ami  

みーさんこんばんは。
ディカプリオは童顔ですよね。わたしも陽介さんおなじく「アニーはどこって言って~」と言い続ける役ではじめてディカプリオを知ったのですが演技とは思えませんでジョニーデップを差し置いて気になりました。
バスケットボールダイアリーズやボーイズライフなど見ていましたがザビーチから(←これも)出演作品を見てません。こないだもアビエーターを童顔で借り損ないました。
たしか信販会社のCMでデカ(刑事)・プリオを演じていたことがとても気になります。
またTUTAYA観賞しょう(笑)

2007/01/31 (Wed) 01:48 | EDIT | REPLY |   

みー  

★amiさん★
ディカプリオは「ギルバート・グレイプ」18歳の時、アカデミーとゴールデン・グローブ賞にノミネートされる名演技を見せたようですね。
amiさんも、ジョニーデップを差し置いて気になったというはずですね。
しかし、今彼は32歳ですが、いつまでも20代のイメージがあります。
身長も180センチあるようですが、なぜか小柄という印象があるのはわたしだけでしょうか。
「ザ・ビーチ」は大変不評だったそうですね。(わたしも見ていませんが・・・。)
最近TUTAYA観賞ご無沙汰なのですが、またいろいろ見てたくなりました。

2007/01/31 (Wed) 09:19 | EDIT | REPLY |   

陽介@【植物自由区・区長】  

そうそう、amiさんのコメントを見て思い出しました。

バスケットボールダイアリーズも見てました。麻薬のお話ですよね?

おそらく、ディカプリオが出演した作品で、私が見たのは、前出2作品と、タイタニックの合計3作品だと思います。

また関係ない話に顔を突っ込んですみません・・・。

2007/01/31 (Wed) 09:42 | EDIT | REPLY |   

みー  

★陽介さん★
いえいえ!
どんどん突っ込んでください(^^;)
とても嬉しいです♪
バスケットボールダイアリーズもボーイズライフも、ディカプリオらしい映画でおもしろそうですね。
時間があれば、また見てみたいです。

2007/01/31 (Wed) 09:57 | EDIT | REPLY |   

TATSUYA  

オリジナルもぜひ。

みーさん、初めまして達也です。

コメント&トラバ、アリガトでした。
オリジナルの『インファナル』と違って、
かなりドライな『ディパーテッド』ですが、
ディカプリオの演技は良かったです。
苦悩する役が、すっかりはまり役になった
感もありますが・・・。
この映画はオリジナルの『インファナル』3部作を
1本にまとめてあるので、少し分かり辛い所もありますが、
比較して観ると、色んな発見もあって面白いですよ。
達也は、アジア的な哀愁があって、結構好きです。

植物の写真拝見しました。
とても上手に育てられたているのでビックリ。
家のはすぐに枯れてしまいます。
愛情が足りないのでしょうね・・・(涙)。

これからもよろしくお願いします。

2007/02/02 (Fri) 19:34 | REPLY |   

みー  

★TATSUYAさん★
達也さん、ご訪問いただきありがとうございます。
コメント、TB、とても嬉しいです。

不勉強なので、オリジナル『インファナル』が3部作というのは、『ディパーテッド』を見終わって初めて知ったのですが、オリジナルはもっと丁寧な展開なのでしょうね。
3部作を1本にまとめるというのは、かなり無理があるように思いますが、オリジナルを見た人は物足りなく思われたのではないでしょうか。
アジア的な哀愁・・・また、わたしも是非見てみたいと思います。

植物の写真、お褒めいただきありがとうございます。
こんな植物時々映画なブログですが、こちらこそこれからもよろしくお願い致しますね。

2007/02/02 (Fri) 20:03 | EDIT | REPLY |   

red_pepper  

こんにちは、『インファーナル・アフェア』に(汚染!?)されてない方の感想は面白かったです。

ディカプリオの捉え方は、私と似ています。今までの彼の映画の中では、いちばん自然に、いちばんいい演技をしていたと思います。
マット・デイモンは、以前から印象に残っていましたので、役どころをディカプリオと換えたら、どうなっただろうなんて考えました。ただ、ニコルソンは、今回の映画で決定的に嫌になりました。第一、セリフが下品すぎます。

アカディミー情報で、私の見た『リトル・ミスサンシャイン』が沢山の部門でノミネートされていたので嬉しくなりました。

2007/02/18 (Sun) 18:10 | REPLY |   

みー  

★red_pepperさん★
ようこそ、おいでくださいました。
先日、「あるいは裏切りという名の犬」に初めてコメントくださった時に、わたしもred_pepperさんの映画のカテゴリーから、「インファナル・アフェア」の記事を読ませていただきました。
わたしも、大変おもしろく読ませていただきました。
red_pepperさんの文章力には、ほんとうにノックアウトです。
益々「インファナル・アフェア」を見たくなってしまいました。

「リトル・ミス・サンシャイン」は見たい映画だったのですが、見逃してしました。
いい映画だったのですね。
残念・・・。

2007/02/18 (Sun) 19:52 | EDIT | REPLY |   

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  • 2007.02.02 (Fri) 15:21 | TATSUYAのシネマコンプレックス
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