京都府立植物園 「観覧温室」・・・お花あれこれ

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CIMG1571.jpgサラカ・タイピンゲンシス
(学名)Saraca thaipingensis
(英名)Yellow saraca
マメ科ムユウジュ属
常緑高木
原産地:マレー半島

ムユウジュの近縁種で高さは12~15m。1~4月頃、円錐状の散房花序に黄色い花をいっぱいに咲かせますが、花弁のように見えるのは萼片で、真ん中が赤味を帯びています。京都植物園では、今年は非常にたくさんの開花が見られるとのことです。

CIMG1575.jpgムユウジュ(無憂樹)
(学名)Saraca indica
(英名)Ashoka
マメ科ムユウジュ属
常緑小高木
原産地:インド

高さは7~8m。若葉が紅色に垂れ下がり、香りの良い散形花序を枝または幹につけます。花には花弁がなく、花弁状の萼は赤橙色をしています。「ムユウジュ」はお釈迦さまがこの木の下で生まれたとされ、悟りを開かれた「菩提樹」、涅槃を迎えられた「沙羅双樹」とともに、仏教の三大聖樹とされているそうです。

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ムクナ・ニグリカンス
(学名)Mucuna nigricans
マメ科
原産地:中国、東南アジア

なんとも不思議な花です。アイラトビカズラの近縁種だそうです。「アイラトビカズラ」ってなに?と思い調べてみると、ちょっとおもしろいサイトを見つけました。お時間のある方は、よろしければクリックしてご覧ください。





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ツルを盛んに伸ばしブドウの房のような花を咲かせます。パッと見は花には見えませんが、まるで藤棚かブドウの棚のようです。








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下は「咲くやこの花館」でもUPしたヒスイカズラです。左端が「この花館」(3月3日撮影)のものですが、右2枚の京都のヒスイカズラ(3月5日撮影)はまだまだつぼみも硬い感じで、ずいぶん差があります。昨年の見頃状況では4月1日から15日までの間に案内されているので開花はもう少し先になりそうですね。


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これはハイビスカスの種類と思われますが、名札を撮りそびれました。白い花がすがすがしかったので、ついパチリ・・・。








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アロエ・ストリアータ (慈光錦)
(学名)Aloe striata
(英名)Coral aloe
ユリ科アロエ属
原産地:南アフリカ、ケープ地方






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葉は長さ30センチほどで、縁はピンク色に隈取られ、細かい棘があります。冬に花茎を伸ばして、赤橙色の筒状花を咲かせますが、かなり大株にならないと開花しないそうです。傘のように開いた花がおもしろいです。名前はその花色からサンゴ・アロエとも呼ばれ、数多いアロエの中で最も美しく栽培の楽しみも多いそうで、「アロエの女王」とも呼ばれているとのことです。
和名は「慈光錦」、「クチベニアロエ」。 








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パパイア
(学名)Carica papaya
(英名)Papaya
パパイア科パパイア属
常緑小高木
原産地:熱帯アメリカ

沖縄や石垣島では野外(露地植え)で充分に育ち、多くの家庭では庭に植木として栽培しているそうです。パパイヤは多年生で、背が高く次第に茎が太くなるるので樹木のように見えますが、茎は非常に柔らかく台風に遭うとあっさりと倒れ、倒れたものが枯れると1ヶ月も待たずに腐ってとろけるとのことです。つまり全く木質化しておらず、その意味では完全に草なのだそうです。沖縄でパパイヤ生産が産業として成り立ちにくいのは、勝手にそこいらに生えてくる事と共に、台風に弱いことがあげられるそうです。

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トリプラリス・クミンギアナ(雌株)
(学名)Triplaris cumingiana
(英名)Long John
タデ科トリプラリス属
常緑高木
原産地:コスタリカ~エクアドル

とにかく大きな木です。温室の天井に届くくらいの所で咲いていました。高さは10~20mになるそうで、雌雄異株です。葉は長楕円形で葉柄があります。冬から春にかけて総状花序を出し、ピンク色の雌花を咲かせます。6個の花被片(花びらとガクの区別が付かないもの)のうち3個は翼状で、痩果(果皮と種皮が密着して分かれないもの)を飛ばす羽根になるそうです。遠い上に逆光なのでイマイチの写真ですが、アップで見るとひとつひとつの花が羽子板の羽のような形に見えます。これがひらひらと飛んで種を運ぶのでしょうね。

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キンギアナム
(学名)Dendrobium kingianum
ラン科デンドロビューム属
原産地:オーストラリア








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カクチョウラン(鶴頂蘭)
(学名)Phaius tankervilleae
(英名) Veiled nun orchid
ラン科ガンゼキラン属

種子島や屋久島で見られる、日本 では一番大きい蘭だそうです。亜熱帯の常緑樹林の下や草原に生育する地生ランで、5~6月に1mほどの花茎を伸ばし、大きな花を咲かせます。日本が分布の北限にあたるため、もともと数が少ないのに加え、園芸用の採取などにより約500個体にまで減少しているそうです。 カクチョウラン(鶴頂蘭)の名前 は 一つ一つの花の形をツルの飛んでいる姿に見立てて付けられたとのことです。


今回はお花あれこれでしたが、次は気になった温室の葉っぱものいろいろをUPしてみたいと思います。



 京都府立植物園

6 Comments

げこ  

みーさん、こんにちは。

お天気、変わりやすいですね。
昨日は貴重な穏やかな日だったので、クレマチス(ロマンチカとマルチブルー)をひとまわり大きな鉢に植え替え、バラ(つるニュードーン、シャルロット、名無し)の地植えを移動させました。こちらはまだ休眠状態で3月から4月が移動の好機と言われています。みーさん地区は芽根ももう充分に伸び始めていますか?
ニュードーンの根が少し切れてしまったのでちょっと心配です。
この冬に溜め込んでしまった脂肪とお肉と共に、穴掘り土運びなど、体が重くて辛かった、、。今日は、本日発売のNHKバラ大百科を見ながら、ゆっくり雨の音を聞いています。明日は晴れるといいね。

京都府立植物園は珍しいものが色々ありますね~。
ヒスイカズラは実物を見てみたいと思いました。
キンギアナム、やっぱり好きみたい。
これなら手に入りそうね。

それとみーさんはクリロは鉢で育てているのかしら、
暖かいからそれとも地植えかな??


2006/03/16 (Thu) 17:08 | REPLY |   

みー  

げこさん、こんばんは。
今日はこちらはお昼前から雨で肌寒い一日でした。
天気予報では明日は晴れるようで、最高気温も今日は10℃明日は15℃で5℃も高くなるようです。
寒い日もありつつですが、草木の芽はこちらではかなり伸びて来ましたよ。
どんな春花壇になるのかちょっと不安ですが、やはりちゃんとしたお手入れが成長の鍵をにぎるのでしょうね。
げこさん、着々と準備が進んでいるようでいいお花が咲きそうですね。

クリローさんは我が家では鉢植えばかりなんですよ。
もちろん地植えでも大丈夫とは思いますが、広いお庭ではないので鉢でアレンジする方が何かと便利です。

2006/03/16 (Thu) 19:03 | EDIT | REPLY |   

さくら  

熱帯の植物はやはり珍しいですね。
ギンギアナムだけ(そういわれれば)わかります。
フラワードーム(名古屋)を見にいたとき買って来ました。
白だったし 香りの欄(杏仁のにおい)で たしか商品名を
「名残り雪」といっていました。

2006/03/16 (Thu) 22:01 | EDIT | REPLY |   

みー  

さくらさん
今まであまり温室には行かなかったのですが、行き始めるとおもしろくて今回はぽんちゃんと二人ではまってしまいました。
実際に育てられる植物はあまりないにしても、温室だからこそ見られる価値がやはりありますね。
キンギアナムはわたしも今年初めて買いましたが、ほんとにいい香りがして小さくてかわいいので気に入っています。
「名残り雪」とはなかなかな名前ですね♪

フラワードームでラン展があったのですか?
名古屋もいろいろナーセリーが多いので花卉業界が盛んでしょうか。
県外はなかなか行けませんが、また足を伸ばして行ってみたいなと思っています。

2006/03/16 (Thu) 22:37 | EDIT | REPLY |   

さくら  

温室には温室ならではのすばらしい植物が立派に育てられています。
見られるときになんでもみたらいいと思いますよ。
ぽんさんといっしょなんていいな~~~

名古屋ドームのラン展は今やっているようです。
ランは環境といい 美しさの質も もひとつどうもです。
このへんでは可児(岐阜県)の花博記念公園がいいですね。
ナーセリーといえるような好みの苗屋さんは難しいです。

2006/03/17 (Fri) 11:43 | REPLY |   

みー  

さくらさん
可児(岐阜県)の花博記念公園ってバラの花フェスタ記念公園のことですか?(今調べて知りました^^;)
去年初めて行きましたが、今年も行きたいなと思っています。
去年はなにしろ暑かったです。
日帰りなのでバラ見るだけでいっぱいいっぱい(どころか足りない)なのでバラ以外のものを見る時間がなくて残念ですが・・・。
今年はもっと下調べをして、バラも抜かりなく見なければと思っています。

2006/03/17 (Fri) 12:26 | EDIT | REPLY |   

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