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シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)とは・・・。
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2008/09/23(Tue)
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きのう、白花彼岸花をUPしたのですが、いただいた球根が、ほんとうに白花彼岸花なのかどうか定かではありませんでした。そもそも、白花彼岸花ってどんなものなのかなぁ?と思い、少し調べてみることにしました。 リコリス アルビフローラ (学名)Lycoris albiflora Koidz. (英名)Cluster-Amaryllis (和名)シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)、シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華・白花曼殊沙華) ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属) 多年草(耐寒性球根植物)・・・東北以南 開花期:9〜10月 出葉期:10〜翌年5月 原産地:中国、台湾、沖縄、九州 白花彼岸花は、中国原産のヒガンバナ(支那彼岸花)の赤花種二倍体変種(Lycoris radiata var. pumila hort.)と中国・ビルマ・日本南部に自生する黄花種のショウキズイセン(鍾馗水仙 )(Lycoris aurea (L'Her.) Herb.)との自然交雑から生まれたそうです。 白花と言っても、完全な白ではなく、黄色やピンクが混ざる変異があるとのこと。それは、ショウキズイセンが何種類かに分かれていて、これらの組み合わせによって純白種や色の付いたものが出て来るのではないかと思われているようです。 白色のものを Lycoris elsiae、ピンクが混ざるものを Lycoris houdyshelii とする見解もあるそうです。 それで、我が家のリコリスが、白花彼岸花と呼んでいいのかどうかは、球根をくださった人もわからないようですので、不明ですが、品種名がわからなくても、綺麗だからいいかなぁと思ったりしています。 調べていたら、こんなサイトを見付けました。リコリス交配の染色体について解説されています。 草と木と花の博物誌HP「ヒガンバナと呼ばれる植物」ヒガンバナ属の分類より 同じHP内こちらのページの「2004-09-09」には、典型的なシロバナヒガンバナの写真が掲載されていますが、我が家のものと似ているように見えます。また「2004-09-16」にも、「シロバナヒガンバナとして市販されている3つのタイプ」として、写真が紹介されていますが、左端は、やはり我が家のものと似ているように思います。また、右端は昨日、ご近所で見て写真を撮りに行った黄色っぽいものとちょっと似ているかな? こちらのHPは草と木と花の博物誌です。なかなかおもしろくて、つい散策してしまいました。また、ご興味のある方は、のぞいてくださいね。 ・・・と、ここまで記事を書いたところで、KENさんからメールをいただきました。きのうの記事で、白花彼岸花について知識があやふやなことを書いたもので、助け舟を出してくださいました。ほんとうにありがたいことです。以下、文章をそのまま掲載させていただきますね。 <シロバナヒガンバナの由来> 秋の彼岸の頃に野山を彩る真っ赤なヒガンバナ(Lycoris radiata)は3倍体で不稔ですが、2倍体には種子が出来ます。この2倍体に近縁の黄色のショウキズイセン(L.aureaという学名でしたが、現在はL.traubiiが採用されているようです)が交雑して生じたのが、シロバナヒガンバナと言われています。 赤と黄色の「種」が交雑して白花になる。おかしな話ですよね。でも赤い色素、リコリシアニンの生合成をショウキズイセンの遺伝子が阻害し、同時に黄色の色素(カロティノイド〜カルコンのいずれか)のそれをヒガンバナの遺伝子が阻害するとすれば、白しかありえないということになります。 ただその阻害は、必ずしも完璧ではありません。ですから純白の他に、微妙な遺伝子型の違いで薄いピンクがあったり、薄い黄色があったりするわけです。 ところで、キツネノカミソリとショウキズイセンとの間にも、種間雑種があります。オオスミとベニサツマがそれです。 この場合は、色素合成に対する異種遺伝子の阻害作用が緩やかなためか、雑種の花色は赤い色素と黄色い色素が入り混じった樺色〜橙朱色を呈します。ただキツネノカミソリとショウキズイセンの自然の開花期は、前者が7中〜8上と夏咲きなのに対して、後者は秋の彼岸頃と大きく食い違っています。これでは雑種の出来ようがないではないですか!? その謎を解くために、キツネノカミソリの開花期を調べてみました。すると九州北部のキツネノカミソリは、なるほどモノの本に書いてあるとおり夏咲きですが、南に下がると夏咲きのほかに秋咲きが出てくること、それも南の方ほどどうやら開花期が遅くなることが判ってきました。 それで最後は、雑種が濃密に分布する指宿周辺を精査することにしました。すると“在った“のです。山川成川地区の民家でショウキズイセンとばっちり時を同じくして開花しているキツネノカミソリを発見しました。1984年秋の彼岸のことでした。 当時、国鉄勤務の民家の方(九州北部出身)は、このキツネノカミソリを私は「ボケヒガン」と呼んでいますとのこと。キツネノカミソリにしては、花期が“呆けている”というわけです。でも呆けているが故に、貴重な種間雑種が生まれることになったわけで、花の中にはこのような出会いもあったのかと感無量なものがありました。 う〜ん!いろいろなものの植物で種間雑種が生まれるものなのですね。 それにしても、やっぱり赤と黄色の「種」が交雑して白花になるというのは、不思議です。 「花期が呆けているが故に、貴重な種間雑種が生まれることになった」キツネノカミソリ・・・自然ってほんとにおもしろいですね。 KENさん、解説ありがとうございました。 * 追記9/24・・・最後に、KENさんからのまとめ・・・ 種子を通すと、ひとつとして同じ実生は出てきません。遺伝子の組合わせは、それほどに膨大なのです。 2倍体のpumilaとショウキズイセンがどこで出会ったかは不明ですが、沢山の実生ができたとすれば、花色という大枠については白(2つの「種」の花色に関する遺伝子間の「せめぎあいによって」ヒガンバナのこのプミラとショウキズイセンの場合は、白という花色になりました)になったものの、1つ1つの実生は微妙にちがっていたはずです。 それらが以来、分球で増殖していきました。その分球途上で突然変異が起らない限り、遺伝子型はまったく変わりません。よく言われているクローンがそれです。 そしてたまたま、みーさんのところには、薄いピンクの遺伝子型が届き、近所の薄黄色のは薄黄色の遺伝子型だった、ということなのです。 遺伝は、どうも難しいですよね。 |
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コメント |
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- みーさんこんばんは -
おお、白いヒガンバナの色の謎の詳細が解説されている!感動。 絵の具混ぜるのとは違いますねー。 うちも数十年前、紅白埋めたんですが一昨年プランターに20本咲いたのを最後に去年は1本今年は2本と廃れてきました。 草と木と花の植物誌、わたしはこの先生の「旅で出逢った花たち」をお気に入りにしてます。(なぜかトップからでない)
2008/09/23 23:08 | URL | ami #GCW2G1uQ[ 編集]
- ★amiさん -
こんばんは〜! 早速のコメント、ありがとうございます! 白いヒガンバナ、自然交雑から生まれたらしいですが、自然って偉大ですね。 >うちも数十年前、紅白埋めたんですが一昨年プランターに20本咲いたのを最後に去年は1本今年は2本と廃れてきました。 おーっ! プランターに20本ですかー? すごいー! 数十年間も咲き続けていたのですか? そんなに長い間咲いてくれるものなの? 植え替えとかは、やはりされたのでしょうね。 まさか、植えっ放しってことはないよね(^^;) >草と木と花の植物誌、わたしはこの先生の「旅で出逢った花たち」をお気に入りにしてます。(なぜかトップからでない) フフフ・・・。 amiさんなら、ご存知のサイトじゃないかと思ったわ。 わたしも「旅で出逢った花たち」見ましたが、つい時間を忘れて見入ってしまいました(^^;)
- ふふふ -
みーさん、まさかの植えっぱなしです。プランターの側面が膨れて変形してます。そこにオキザリスやらアプテニアやら生えていて無惨なり(笑)
2008/09/24 00:18 | URL | ami #GCW2G1uQ[ 編集]
- ★amiさん -
えーーーっ!!! まさかの植えっ放しなんですねー! もしやとは思いましたが・・・(@@;) >プランターの側面が膨れて変形してます。 あ〜! その状態、わかります(^^;) >そこにオキザリスやらアプテニアやら生えていて無惨なり(笑) あはは! オキザリスやアプテニアならいいじゃないですか! うちなんて、写ってないけど、雑草ですよ雑草!(ーー;)ダメジャン!
- おはようございます -
ほわ〜〜〜〜 ![]()
深い、深い、深い・・・・ ![]() ![]()
寄り道もしてみましたが、面白そうですね〜。 こんなにいろんな種類があるんだ〜
またあとで、じっくり拝見・・・
・・・で、その前に、疑問 ![]()
KENさんの記事の・・・「3倍体」「2倍体」というのは、・・・・・・
・・・「3親等」「2親等」みたいな感じなのかしら
ぜ〜〜〜〜〜んぜん違うかな ![]()
(1行目から、引っかかってる〜〜〜〜 )
2008/09/24 07:40 | URL | Yu #depbjF66[ 編集]
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さすがみーさん、ちゃんと調べられたのですね。 うちのよりもみーさんの方がピンクが少し濃いようですね。 うちのはつぼみの時はピンクじゃないですすね。 開くと内側が、昔のクレヨンの肌色の薄いような色です。 それでも昔私が見た白花彼岸花として植えられていたのよりは、ピンクがかっていたので、うちのは白花彼岸花とは言えないのではないかと思ったのです。 お花の名前は奥が深いですね。 私も、綺麗ならそれで良いと思っていますよ〜
- -
こんにちは〜 ミューさんのところからリコリスちゃんが 御嫁に来ることになりました。 ヒガンバナとショウキズイセンの自然交配で どうして白花?の謎が KENさんのお話で解明した 記念・白花マンジュシャゲで〜す。
2008/09/24 16:13 | URL | haniwa #wTaxoOyk[ 編集]
- ★Yuさん -
お返事遅くなってごめんなさい
難しいお話ですね ![]()
リンクのサイトも、寄り道してくださったのですか? ありがとうございます。 おもしろいので、またゆっくりのぞいてみてくださいね
3倍体とか、2倍体って、何でしょうね? 難しいね
ちょっと捜してみたけど、どれも難しい文章のばかりで、ますます理解不能?
↓これは、まだわかりやすい方かなぁ?
http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%89%E5%80%8D%E4%BD%93 ↓このサイトのちょっと下の方には、彼岸花のことが書いてあります。 http://park2.wakwak.com/~ncf/9hana.html どっちにしても、難しいね ![]() ![]() ![]()
- ★ミューさん -
いえいえ! 全然さすがではありませんが・・・(^^;) >うちのよりもみーさんの方がピンクが少し濃いようですね。 そうですか? でも、とても似ていますよね。 白花彼岸花は、結構色幅があるようです。 我が家のと、きのうご近所で見たリコリスは、違う種類のように見えましたが、もしかしたら同じ白花彼岸花かもしれません。 それくらい、ひとつひとつ、どの遺伝子が強く現れるかで、別のものみたいに見えるようです。 人間の顔が、親子や兄弟でもそれぞれみんな違うのと同じなのかな? 遺伝って不思議ですね。 ややこしい話はさて置き、綺麗だからそれでオッケーですね。
- ★haniwaさん -
こんばんは〜! お〜! ミューさんちから、リコリスちゃんが来るのですか〜? それは楽しみ♪ 赤い花と黄色い花で、白い花が出来るなんて、やっぱ不思議ですね。 記念・白花マンジュシャゲ、また咲いたら写真見せてね〜♪
- こんばんは〜 -
染色体のセットの数なんですね・・・・
調べていただいて
ほ〜〜〜・・・・そうなんだ〜〜〜っても やっぱり難しい〜
彼岸花もいろんな呼び方があるんですね・・・・。 綺麗なのに,確かにあまりいいイメージの名前じゃないですね
わ〜〜〜白い彼岸花だ〜〜〜 ![]() って言ってる間に・・・
染色体レベルの変化があるわけですね〜・・・・
素晴らしい ![]() ![]()
2008/09/24 23:53 | URL | Yu #depbjF66[ 編集]
- ★Yuさん -
またまた、来ていただいてありがとうございます
読んでも、なかなか難しいですね
他のサイトでも見たけど、彼岸花って、呼び名がものすごくあるらしいです。 日本では、あんまりいいイメージの花じゃないよね。 綺麗なのにかわいそうに・・・
難しい話はさて置き、綺麗な花を見るのはいいよねぇ ![]() ![]()
- もっと咲いて〜 -
うっ!なんか難しいことになってる! きっと来年は沢山咲くと思うよ〜 去年咲いてた赤い彼岸花を採って来たけど咲きませんでした。 葉っぱが充実して養分を蓄えないと駄目なのかも〜
- ★kurikoさん -
あはは・・・。 難しい話はさて置き・・・(^^;) 一つしか咲かなかったけど、綺麗だったから嬉しい〜♪ ありがとね〜ヾ( 〃∇〃)ツ >去年咲いてた赤い彼岸花を採って来たけど咲きませんでした。 >葉っぱが充実して養分を蓄えないと駄目なのかも〜 そうなんだ・・・。 うちのも、来年は、もっと咲いてくれますように・・・(^人^)オ・ネ・ガ・イ ![]()
- みーさん、こんばんは〜♪ -
あ〜、やっと、コメントできました。 あ、KENさんの解説が載ってる〜、と、みーさんの文章と共に、ワクワクして…。 今まで、読み逃げしていました〜、コラコラ( ^ー^)σ~☆ デコピン! ちょっと、バタバタしてまして(^^ゞ 色素の遺伝子って、植物って、面白いですね。 園芸品種の、あの複雑な色味なんかも、そういう組み合わせ(せめぎあい?)による発現なのかなぁ。 (すみません、今夜は、ちょっとアルコール入っていて、いい加減です^^;) キツネノカミソリとショウキズイセン、これもキツネノカミソリがボケて?くれたから、自然交配が起こったのですね。 植物の世界って、例外というか、変異がおこりやすいのでしょうか。 あの、イントロンとかいう、お蔵入りしている遺伝子がたくさんあるから、いろんな例外が起こるの、かな…(^^ゞ 勝手な解釈、すみません(^・^) どちらにしても、なんだか、植物の世界を、ミクロとマクロの眼でみたような気がしました〜。 浅学で、ちゃんと理解できなくて申し訳ないで〜す。 みーさん、いつもながら、感動しました(^o^)/
2008/09/26 22:10 | URL | sissi #fsI3ENSg[ 編集]
- ★sissiさん -
こんばんは〜♪ お忙しいのに、コメントありがとうございます。 見に来ていただけるだけで、とても嬉しいです。 今日は、お祝いでおいしいお料理とワインで乾杯だったのかな?ヾ( 〃∇〃)ツ またまた、KENさんに解説していただきました。 ほんとに植物っておもしろいですね。 白花彼岸花は、自然交配のようですが、赤のお花とと黄色のお花が交配して白になるなんて、遺伝って不思議です。 クリスマスローズも、種蒔きしても同じものが咲かないと言いますよね。 KENさんの・・・ >種子を通すと、ひとつとして同じ実生は出てきません。 >遺伝子の組合わせは、それほどに膨大なのです。 という言葉を実感します。 >浅学で、ちゃんと理解できなくて申し訳ないで〜す。 何をおっしゃいますやら! 浅学は、わたしの方です。 そして、感動してくださったなんて恐縮です〜。 ブログのお陰で、自分でもいろいろ調べるので、こちらこそいいお勉強になっています。 知らないことだらけで、驚くばかりです(^^;)
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初めまして。 白花ヒガンバナについて・・ 私は、昨日まで見たことがありませんでした。 ご近所に咲いているからと、見せていただき、私のブログにアップしました。 由来を調べようとしてて、こちらのブログと出会いました。 それで私の記事(http://blog.murablo.jp/sirius-okayama/kiji/119031.html)に ・・small gardenを紹介させていただいたので、ご挨拶させていただきます。 これからも、ときどき覗かせていただければと思っています。
2009/09/25 23:08 | URL | シリウス #-[ 編集]
- ★シリウスさん -
初めまして。 ご訪問とコメント、ありがとうございます。 白花ヒガンバナ、初めてご覧になったのですね。 わたしも、初めて知った時には、びっくりでした。 でも、田んぼのあぜ道には、やはり赤いヒガンバナが似合いますね。 記事に、わたしのブログをご紹介くださったとのこと どこだか見つけられないのですが、ありがとうございます(^^;) また、覗きに来ていただければ嬉しいです。
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白い彼岸花は希,とWikiには書いてあるが,この辺ではなぜか大量に見かけます。 なお,Wikiには“日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であり、三倍体である”ともあるが,じゃあなぜ赤と白があるのか? 希に2倍体が生じ,他種と交雑することで白いヒガンバナが … 2008/10/05 12:59 スイブロ75 ![]() |
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って言ってる間に・・・


