映画「Vフォー・ヴェンデッタ」を見に行きました。

VFV-01ddd-1.jpg友達から連絡があり、久しぶりに映画を見に行くことになりました。映画友達は2人いるのですが、友達Aは神戸よりさらに西に住んでいるので一緒に行く時は神戸で見ることが多く、友達Bは近所に住んでいるので大阪で見ることが多いのです。2人とは20年来の長い友達ですが、なかなかお休みが合うことが少なくて、3人一緒に行けることはめったにありませんが、今日は久しぶりに揃って行くことになりました。
さて、何を見ようかという話になり、友達Bがむつかしい映画はやめようと言うので、下調べが必要(?)でストーリーが難解そうな話題の「ダヴィンチコード」はパスとなりました。友達Aが候補に上げたのは「Vフォー・ヴェンデッタ」でした。「V~」は予告編を見てもなんだかよくわからない映画ではありましたが(ナタリー・ポートマンの刈り上げシーンが印象に残る^^;)
結構おもしろいと前評判も良かったので「V~」を見に行くことになりました。
ところが「ダヴィンチ~」の原作本を読み、映画も見て、「V~」も見たという我が家の娘に感想を聞いてみると「V~」は70点と言うではありませんか。えっ?「V~」ってそんなにおもしろくないの~?(@@;)
ちょっと・・・いや、かなり気分が消沈してしまう単純なわたしではありました(*TーT)b

そんなこんなで、期待感半減で見に行ったわたしでしたが、これが結構おもしろかったのです。流血シーンとかありますので、子どもさん向きではなく、決して心温まるほのぼの系映画ではありませんが・・・。わたしなら70点でなく、85点くらいは充分付けられるくらい満足度はありました。
img-1.jpgタイトルは「VはVendetta(復讐)のV」という意味だそうです。原作はイギリスで1982年から85年にかけて連載されたコミック作品で、陰惨な近未来のイギリスの社会を舞台に、全体主義の政府を破壊するために暗躍する1人のアナーキスト"V"と、彼に人生を左右される人々の姿を描いています。実在の人物ガイ・フォークスがモデルと言われています。
映画の監督は「ムーラン・ルージュ」や「マトリックス 」三部作の助監督を勤めたジェームズ・マクティーグ。製作・脚本は「マトリックス 」シリーズのウォシャウスキー兄弟です。
Vは「マトリックス」のエージェント・スミス役、「ロード・オブ・ザ・リング」のエルロンド役を演じたヒューゴ・ウィーヴィング。Vに反発しながらも惹かれていくイヴィー役に「レオン」や「スターウォーズ」他存在感のある女優ナタリー・ポートマン。Vを追う警視役に1992年の「クライング・ゲーム」でIRA暫定派のメンバーを演じてアカデミー賞にノミネートされたスティーヴン・レイ。他、ヒットラーを思い浮かべるようなサトラー議長を怪演したジョン・ハートなど、どの俳優も演技力が冴え、魅せられました。
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ナタリー・ポートマンは、意外なことにオーディションを受けてイヴィー役を勝ち取ったそうです。劇中で頭を刈り上げるシーンがありますが、実際に自分の髪を刈り上げ、丸坊主姿で第58回カンヌ国際映画祭にも出席したそうです。
V役は最初配役されていたのはイギリス人俳優ジェームズ・ピュアフォイだったそうですが、マスクをつけたままの演技にストレスを感じ、撮影に入って約1ヶ月で降板となったとのエピソードがあるようです。
Vとイヴィーの関係が「オペラ座の怪人」と似ているとの指摘もあるそうですが、この映画はむつかしい政治論もさることながら、純粋に娯楽作品として楽しめる異色作ではないかと思いました。

*公式サイト
*ヒューゴ・ウィーヴィングのインタビュー(「FLIXムービーサイト」から)
*ナタリー・ポートマン来日記者会見(「MovieWalker レポート」から)

 映画 は行

4 Comments

ami  

おお、久しぶりの詳細にして簡潔、みーさんの映画紹介コーナーだ!

この映画赤い方のポスターがロシアアバンギャルドな感じ(かなり中途半端なイメージ)でかっこいいですね。

坊主頭はナタリーポートマンの頭蓋骨美しさが際立ちますね。

>実在の人物ガイ・フォークスがモデルと言われています。
タフ・ガイなどのガイはこの人名出典なんですね、わお。

こないだ妹宅でマトリックス三部作とキルビル二部作続けて見ましてやっぱりキルビルのが面白いと思ったわたしはこういう映画向きみたい。

スティーヴン・レイはインタビューウィズバンパイアで陰気くさくてしもぶくれな吸血鬼だったひとですね。

2006/05/31 (Wed) 23:23 | EDIT | REPLY |   

みー  

amiさん、おはようございます。
映画ネタで反応してくれるのはamiさんくらいだったりして・・・(^^;)
とてもうれしいです♪
な~るほど、確かに言われてみれば赤いポスター、ロシアンチックですね。さすがamiさん!
でもなんか、かわいい花の紹介の合間に入る記事にしては画像が強烈過ぎて、思わず下に沈めてしまいましたが、ふたつのポスターカッコイイと思います。わたしもこういう映画好きなんです(^^;)
>こないだ妹宅でマトリックス三部作とキルビル二部作続けて見まして
お~!
それはハードで素敵な滞在でしたね。
娘達と過ごす我が家の映画タイムと酷似しているではありませんか!

この映画ちょっとダークですが、Vが冷酷非情ながら笑わせるキュートなシーンもありなかなかカッコイイんです。
しかし、お面被ったままで全く顔を出さない役をヒューゴ・ウィーヴィングが、よく受けたなと感心します。

2006/06/01 (Thu) 08:40 | EDIT | REPLY |   

W・R  

仮面と黒のTシャツと真実の行方・・・

初めまして、みーさん。 長文失礼します。
私もコミックの映画化で期待せずに見ましたが、アクは強い感じで苦味の解る大人向きのテイストがありますがハマルと楽しめますね。V役の方が降板した為、撮り直しが効かないカットがそのまま残っているとか。ウィーヴィング氏は顔が出なくて残念でしょうが、「マトリックス」に抜擢してくれたプロデューサーの友情出演依頼を断れなかったんでしょうね。(今後もありますし…。)「作家はウソで真実を語る」など、W兄弟・脚本の含みのあるセリフも印象的でした。

近未来という設定ですが、劇中の「メディア操作」や「偽装テロ」を現実と重ねると、06年に公開された「意味」や、製作者の隠された「意図」が感じられるかもしれません…。 今年世界でブレイクした有志・結晶映画「LOOSE CHANGE = ルース・チェインジ」が「9.11真相解明運動」の心に火を灯して世界中で話題ですが、ご存知でしょうか? 23歳のディラン・エイヴリー監督が小銭で制作し、夏配信の「LC 2ND Recut」等では、Vのように「行動しよう」と呼び掛けました。 「仮面」の代わりが「Blackシャツ」です。

06年の9月11日の再調査要求・NY動画と、翌日その様子を伝えたはずのニュース。(デモ人数から受ける印象の違いに注目…。)  9月11日は来年も訪れます。
http://www.911podcasts.com/files/video/TalkingAboutaRevolution.wmv
http://www.911podcasts.com/files/video/Zahn_LC.wmv

吹き替え版の無料配信が11月下旬から開始され、グーグルでは既に10万人が鑑賞。日本語版の検索語「LOOSEチェンジ」の世界各国の報道などは、下記BBSの11/22を。ご参考になればと。 尚、本文内容やLINK先とは利害関係はありません。
http://www.wa3w.com/911/index.html
http://bbs9.fc2.com/php/e.php/cinepro/
http://www.harmonicslife.net/gallery/main.php?g2_itemId=775

2006/12/28 (Thu) 01:59 | EDIT | REPLY |   

みー  

★W.Rさん★
初めまして。
拙ブログへ、ようこそおいで下さいました。
園芸が趣味のわたしが、植物の紹介を中心に始めたブログですが、映画も好きなので時々映画ネタが入ります。
記事は覚書と自己満足で更新しているようなものですが、ご丁寧なコメントいただき、とてもうれしいです。
ありがとうございます。

自主制作映画と言うのでしょうか、「LOOSE CHANGE = ルース・チェインジ」知りませんでした。
ずいぶんな話題になっているのですね。
Vのように「行動しよう」と呼び掛けられ、「仮面」の代わりが「Blackシャツ」とは、この映画と浅からぬ繋がりがあるのですね。
ご紹介のサイト、拝見させていただきました。
「仮面と黒のTシャツと真実の行方・・・ 」確かに複雑でむつかしい問題をはらんでいるようですね。
ご紹介、ありがとうございました。

2006/12/28 (Thu) 09:43 | EDIT | REPLY |   

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