『ココ・アヴァン・シャネル』

7b9e639b.jpg29日、映画友達Aと、『ココ・アヴァン・シャネル』を、見に行きました
ココ・シャネルことガブリエル・シャネルが、パリに帽子店を構え、デザイナーとして本格的に活動を始めたのが1909年。
今年は100周年に当たるとのことで、シャネルを描いた映画が次々と作られました。
先に封切られた『ココ・シャネル』は、15年の沈黙を経て、復帰コレクションを開催する70歳のココを名優シャーリー・マクレーンが演じます。
シャーリー・マクレーンのファンなので、こちらも見たかったのですが、もう上映している映画館が少なくなってしまいました
DVDで、見るしかありませんね

『ココ・アヴァン・シャネル』の「アヴァン(AVANT)」とは、フランス語で「以前」と言う意味で、直訳は、シャネル以前のココ・・・。世界的デザイナーシャネルになる前のココに、焦点を当てて描かれています。

シャネルのブランドは、あまりにも有名で、もちろんわたしも知っていますが、ココ・シャネルが、こんなに波乱万丈な人生を歩んだ人とは、全く知りませんでした。
ココという名前も、本名ではなく、若い頃生計のためと同時に、歌手を志してカフェ(キャバレー?)で歌っていた、持ち歌の歌詞から付けられたニックネームだったのですね。

監督は、ルクセンブルク出身のアンヌ・フォンテーヌ。女性の監督さんです。
彼女は20歳の時、シャネルの晩年期にずっと付き添い、その思い出を本に書いた女性と会う機会があり、シャネルのことを聞いて、とても興味を持ったそうです。
今回、プロデューサーからシャネルの伝記映画を撮らないかと言われた時には、有名になる前のミステリアスで運命的な事柄が詰まった若い頃を、描いてみたいと思ったそうです。
そして、シャネルの役は、オドレイ・トトゥしかいないと思っていたとのこと。
確かに、雰囲気がシャネルに似ていますね。

333578view006.jpgシャネルは、大変な愛煙家で、一日50本ものタバコを吸っていたそうで、写真を撮られる際も、タバコを持っていないことはほとんどなかったそうですね。
映画でも、くわえタバコで、服や帽子の採寸をするココの姿が描かれています。
上のポスターも、タバコを手に持っていますが、このポスターが各国で問題になったようです。

フランスの法律では、広告に喫煙を描写することは禁止されているとのことで、バスや電車の交通機関からは、ポスターが撤去される事態となったそうです。

また、イギリスでは、ココが持っているタバコがペンアップロードファイルに差し替えられたり、香港では、タバコそのものを消すという処置も取られたそうです(こちら参照)。
その後、このポスターは、他のものに変えられたそうですが、「わたしたちにとっての真のポスターは、ココ・シャネルが自然な形でタバコを吸っているポスターです。あの姿にこそ、彼女の強さと現代性が現れている」と配給会社のワーナー・フランスは残念そうに語ったとのことです。

333578view003.jpg映画のストーリーを書くのは、これから見る方の楽しみを奪うようなので、あまり書くのは差し控えたいと思いますが、11歳の時に母を亡くし、父に捨てられ、孤児院で育ったなんの財産もないココが、世界のシャネルに成長する姿は、とても興味深く見ることが出来ました。
ただ、若い無名の頃の描写が中心で、パリに進出してからどのように成功していったかは省かれ、いきなりエンディングのショーになったような印象だったので、ちょっと拍子抜けしたかな?
でも、一緒に見た友達は納得していましたので、きっと人によって感想は違うのでしょう。

それも、人によって感想は違うでしょうが、シャネルの後半の人生にスポットを当てた、もうひとつの『ココ・シャネル』の方がおもしろかったという人も多いようなので、是非、シャーリー・マクレーンのシャネルも、見てみたと思います。
実は、あまりブランドには関心がなく、シャネルの映画も絶対見たいと思っていたわけではなかったのですが、見てみるとなかなかおもしろく、伝説的な生涯が40作もの伝記に書かれたというシャネルという人物像に、少なからず興味を持ってしまいました。
次は、2010年新春公開の『シャネル&ストラヴィンスキー』が公開されるそうですが、どんな映画になるのでしょうね。予告編は、こちらです。

『ココ・アヴァン・シャネル』オフィシャルサイト

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(C)HautetCourt-Cine@-Warnerbros.Ent.FranceetFrance2Cinema

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 映画 か行

14 Comments

baru  

古き良きフランス映画

ここのところずーーーっと映画の情報に疎い私でした。
こんな素敵な映画が出来ていたんですね。
以前住んでいたところではシネコンのあるスーパーが駅前にあり、安い日(女性デー)安い時間(夜9時以降)などを選んで頻繁にいっていたのですが…。
オドレイ・トトゥ…『アメリ』でなんて魅力的な女優さんだろうとおもいました。
パリのモンマルトルの古きよき風景をロケだけで切り取ったフランス人らしいこだわりの映画…大好きでDVDも持っていて何度も見ています。
私もシャネルやブランド物にはまったく興味をもてないタイプですがシャネルという人物を通してパリのレトロな美しい風景とその時代背景なども描かれていそうな映画でみーさんのログを見てかなり行きたい気分になりました。
でもタバコが苦手な私はこの映像見ているだけでゴホゴホと反応してしまいそうです(苦笑)

2009/09/30 (Wed) 19:26 | REPLY |   

べいべ  

こんばんわん!!

映画、シャネルみてきたんだね。
私もみたい映画のひとつなんだけど
友達が多忙なのと、
ネットのレビューではあまり評判が良くないって言って
行ってくれないねん。
ネットのレビューはみてないからわからないけど・・・
ひとりで映画をみるのもいいかもね。
見たかったし。

今日は久しぶりに
みーさんの映画感想を読ませてもらった気がする・・・
みーさんも行くのが久しぶりだった??

2009/09/30 (Wed) 22:00 | REPLY |   

みー  

★baruさん

ほんと、古き良きフランス映画でした。
華やかで美しいシャネルの雰囲気がなくて、暗い映画と感想を持つ人もいるようですが
わたしは、なかなかいい映画だと思いました。
感想は、人それぞれ違っていていいですよね。
映画を見る前は、ざっとレビューなどを見ることもありますが
批判的なものは、なるべく片目で見るようにしています(^^;)

『アメリ』良かったですよね。
人が多くて、一番前で見た思い出があります(苦笑)
フランス映画って、とても雰囲気があって魅力的ですよね。
シャネルを通して見る、その時代のファッションとか文化とか
とても興味深く見ることの出来る映画でした。
もし、機会があったら見に行ってみてくださいね。

わたしも、タバコ苦手です・・・(≧ω≦*)
それにしても、シャネルは、一日50本も吸うヘビースモーカーだったのに
87歳まで生きたんでしょう?
すごいですね。

2009/09/30 (Wed) 23:22 | EDIT | REPLY |   

kuriko  

久しぶりの映画、楽しかったみたいだね!へへ
友達が、良かったって言ってた気がする。
友人はきっと話してくれたと思うんだけど、今読んで初めて聞いた気がするのは~?
記憶力と言う奴が居なくなった~
シャネルって聞くと華やかなイメージしかなかった。

今日は一日中雨降りでした。
みーさんの留守中にこんな日が一日でもあれば・・・・・涙

2009/09/30 (Wed) 23:23 | EDIT | REPLY |   

やふぶき  

こんにちは、
とても見てみたくなった映画です。私は、ファッションも大好きなのでこの映画機会があったら是非見たいと思います。
私は、今のカールラガーフェルドよりも、伝統的で新しい雰囲気があるココの方が好きです。ちなみに、私は一服も煙草は吸いません。

2009/09/30 (Wed) 23:28 | REPLY |   

みー  

★べいべさん

U。・ェ・。Uノ~コンバンワン♪

べいべさんも、シャネル見たい?
ネットのレビューは、あんまり読むと行く気がしなくなる時があるよね。
かと言って、評判は気になるし・・・。
どうせ見るんなら、やっぱ評判のいい映画を見たいよね。
でも、人がおもしろくない映画と言っていても
実際に見たら、なんだ!おもしろいじゃん!ってこともあるよ。
まあ、どんな映画でも、自分がおもしろかったらいいか・・・ってことで・・・(^^;)

わたしね、今月は15日から3日連続で、映画見に行ったのよ。
めずらし・・・(⌒◇⌒;)

2009/09/30 (Wed) 23:34 | EDIT | REPLY |   

ritsu  

みーさんは、1年間に何本の映画をご覧になるのですか~?
本数もさることながら、毎回の記事の充実していて素晴らしいこと!
やはり尊敬。

「ココ・アヴァン・シャネル」、この夏何本か映画を見に行きましたので、
予告はずいぶん見ることができました。
当時の女性の常識からは考えられないような彼女の感性はすごいですね。
視点が彼女ならではのユニークさに溢れていて、パワフルで、さすが
ココ・アヴァン・シャネル!

そんなに愛煙家だったとは知りませんでした。健康には悪そうだけれど、
煙草をくわえながら仕事している画は、シャネルの格好良さが引き立って
いますね。

2009/10/01 (Thu) 08:29 | EDIT | REPLY |   

mikan  

みーさんこんにちは~ 
怒涛の月末から開放されてやっとお休みです~^^;
お花枯れちゃったんですね。。。
すごいコメントの量にもびっくり。。。
大変だったですね~

そういえば「モンシェリ ココ」 ってアニメありましたね
野心家だけどとっても頑張り屋のココが大好きだったなぁ~
この間、何で見たのか忘れちゃったけど
実写シャネルが、オドレイにそっくり (逆だ)
オドレイがシャネルにそっくりなんですよね
監督がチョイスしたのわかりますよ~
それと、アメリとダヴィンチコードとでのギャップが
あってすごい女優さんってイメージです
私も見に行かなくっちゃーー

タバコって
その服や髪についた臭いだけでストレスなのよね~~
と、嫌煙家の私は主張し続けるんですけどねぇ~ムダみたい



2009/10/01 (Thu) 10:43 | REPLY |   

みー  

★kurikoさん

久しぶりかな?
9月は、15日から3連ちゃんしたじゃん・・・(ーー;)
kurikoさんの友達も見たって?
あまり期待はしてなかったんだけど
思ってた以上に、おもしろかったよ。
ほんと、シャネルが、孤児だったっていうのも初めて知ったし
生活のために、キャバレーで歌ったり、歌手希望だったっていうのも知らなかった。
一生結婚しなくって、愛人生活で、お店を出す資金も
パトロンのお陰だったけど
あれだけ成功したのは、やっはり、才能があったのよね。
すごい人です。

きのうは、こちらも一日雨降りでした。
ほんと、留守中にも降ってくれるとラッキーだったのにね・・・(〒_〒)ウウウ…

2009/10/01 (Thu) 13:19 | EDIT | REPLY |   

みー  

★やふぶきさん

こんにちは~!
『ココ・アヴァン・シャネル』、見たくなっていただけましたか?
わたしは、シャネルのルーツを全く知らなかったので
とても興味深く見ることが出来ましたよ。
ファッションブランドの華やかな映画ではありませんが
古き良きフランスの雰囲気を味わうのも、楽しかったです。
シャーリー・マクレーンの『ココ・シャネル』は、きっと英語の映画でしょうから
フランスの雰囲気を味わうには、こちらの方が絶対○でしょうね。

わたしも、煙草は全く吸いませんよ~(^^;)
まわりの人が吸って、服や髪の毛に匂いが付くだけで、大嫌いです(≧ω≦*)

2009/10/01 (Thu) 13:37 | EDIT | REPLY |   

みー  

★ritsuさん

>みーさんは、1年間に何本の映画をご覧になるのですか~?
カテゴリーの映画を見ると、48本エントリーしていますね。
ブログを始めてから9月で33ヶ月ですので
今、計算してみたら、平均2ヶ月で3本くらい見てることになります。
でも、主人が入院していた前後は、10ヶ月行けなかったこともありますので
ひと月に何本も見ていることもあるでしょうね(^^;)

記事、充実しているなんて言っていただいて、恐縮です。
好きなもので、つい文章が長くなってしまって、お恥ずかしいです。
ブログは、本来は簡潔なものの方が読みやすいと思いますが
どの記事もくどくて、ごめんなさいですね(笑)
全部読んでくださるだけで、感謝感激です。

『ココ・アヴァン・シャネル』の予告編、映画館でご覧になりましたか?
ココ・シャネルは、新しい時代の女性のさきがけだったのですね。
シャネルの過去については、何も知らなかったので、とても興味深く見ましたよ~。

煙草、一日50本とはびっくりですよね。
わたしも、知りませんでした。
それで、87歳まで生きていたのですから、健康被害はどうなっていたのでしょうね。
すごい人です。
でも、煙草をくわえながら仕事をする姿は、ほんとカッコイイですよね。
写真や映画で見るのはいいですが
実際にまわりでやられると、臭くてたまらないと思いますが・・・(⌒◇⌒;)

2009/10/01 (Thu) 14:08 | EDIT | REPLY |   

みー  

★mikanさん

こんにちは~!
月末は、お忙しいのですね。
お疲れ様でした。
お休み、嬉しいですね。
思う存分、ネットサーフィンかな?(^^;)

9月に、2週間も留守にしちゃって、思い切り枯れちゃってましたね(≧ω≦)
自業自得ですが、一部でも生きていてくれたらいいなと思っています。

「モンシェリ・ココ」、知りませんでした。
ググッてみると、少女フレンドの漫画だったのですね。
アニメは、1972年に13回放映されたようです。

実写シャネル、ほんと、オドレイとそっくりですよね。
監督は、オドレイが出演しないと言ったら
撮るのを辞めると言っていたそうですよ。
そうそう!
アメリとダヴィンチコード、イメージが全然違ってましたよね。
今回も、シリアスに演じて、良かったですよ。

タバコの臭い、わたしも大嫌いです。
服や髪に付いたら、ほんとストレスですよね。
子どもを車で迎えに行ったら、食事や飲み会でまわりの人がタバコを吸っているのでしょうね。
車に乗ったとたん、「タバコ臭っ!」って言う時ありましたもん(≧ω≦*)
主人は、病気をしてからタバコを辞めてくれましたが
吸っていた時には、みーちゃんを撫でるだけで
みーちゃんが、タバコ臭くなって、とても嫌でした(^^;)

2009/10/01 (Thu) 14:32 | EDIT | REPLY |   

sissi  

映画、そろそろ、見たいなぁ~(^^)/

みーさん、こんばんは。
秋になると、読書に映画、いいですねv-34
シャネル、ブランドそのものには、さほど興味はなく、また好きなブランドではないのですが、彼女の生き様は、以前から興味深く思っていました。
徒手空拳で、男性社会の中で地位を築きあげたパワーとバイタリティーは、ため息が出るほど感動していました。
現代だったら、マドンナなんかと似ているのかなσ(^_^;)
そうそう、「アメリ」も好きな映画です。
イメージだけですが、いかにもフランスっぽい^^

突出した感性を持つ女性は、いつも時代も、パワフルでないと生きていけないようですね(^^)

mikanさんのコメントから
「モンシェリココ」、漫画家、大和和紀の初期の作品ですね。
懐かしく思い出しました(^^♪


2009/10/03 (Sat) 23:12 | EDIT | REPLY |   

みー  

★sissiさん

おはようございます。

sissiさん、シャネルの過去についてご存知だったのですね。
ほんとうに、すごい生き様で、驚きました。
シャネルが生きた時代は、ほんの少し前と思っていましたが
女性の人権がほとんどない時代だったのですね。
全く財産もなく、よくここまで地位を築き上げたものです。
半端な根性ではなかったでしょうね。

「アメリ」おもしろかったですね。
フランスの雰囲気が、とても素敵でした。

sissiさん、「モンシェリココ」覚えていらっしゃるのですか?
「アメリ」のように、フランスの雰囲気がいっぱいの漫画だったのでしょうね。

2009/10/04 (Sun) 13:05 | EDIT | REPLY |   

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